中川 潔則
30年、事業会社の“内部”で、
経営の変革をやり遂げてきました。
ソフトウェア開発から始まり、食品・飲料、小売・通販、自動車部品と、業種を越えて事業会社の中枢でIT・経営改革を担ってきました。共通していたのは、提言を出して終わりではなく、現場とともに最後までやり切る役割です。
強みは3つ。俯瞰して論点を組み立てる構造診断。業務プロセスを起点にした課題発見と再設計。経営と現場の言葉を翻訳し、ひとつの方向にまとめる合意形成。いずれも経験則ではなく、業務機能展開表をはじめとする自前の道具に落としてあるので、どの会社でも同じ手順で再現できます。ITは目的ではなく、変革を動かすための道具です。
提言だけでは、現場は動かない。
ある製造業で、全社の業務改革(BPR)に取り組んだときのことです。専門のコンサルティングファームにも入ってもらいました。
けれど彼らが語るのは、フレームワークや一般論ばかり。肝心の「で、この現場で実際どうするのか」には、なかなか踏み込めない。システムと現場の仕事をつなぎ、現場に本当に響く言葉で話せる人は、結局その場に私しかいませんでした。
耳ざわりのいい言葉は出てくる。でも、現場は動かない——。
その経験が、コライユの原点です。経営の理屈と現場の現実を、同じ言葉でつなぐ。提言で終わらせず、自分が中に入って、成果が出るまでやり切る。「経営と現場を繋ぐ、変革の伴走者」という看板には、そういう実感が込められています。
やり遂げてきたこと
肩書きの履歴ではなく、何を成し遂げてきたかで紹介します。いずれも、売上数百億〜数千億円規模の企業グループでの取り組みです。
経営戦略に基づくIT中期計画と全社改革のロードマップを策定。経営層と全部門を巻き込んで推進体制を築き、取締役会の承認という正式な意思決定にまで到達させた。
株主特命のもと、会計プロセスの透明化と会計システムの刷新を最優先で完遂。短期間で経営基盤の信頼を回復させた。
ゼロトラスト原則に基づく共通基盤を構築し、緊急時対応の専門チーム(CSIRT)を立ち上げ・運営。海外6か国の拠点まで監査で点検し、グループ全体を攻撃に強い状態へ引き上げた。
サプライチェーンを業務プロセスから見直し、EDI・3PL化を含む基盤を再構築。事業の成長を支える物流の土台をつくった。
仕組みづくりはシステムにとどまらず、組織・運営体制・コールセンターまで。事業を実際に動かすところまで設計し、ゼロから立ち上げた。
買収によって併存していた複数社のシステムを一本化。切り替えの段取りを設計し、統合後の運用が現場に根づくところまでやり切った。統合の計画を描く側ではなく、実際に回す側として関わった。
経歴
実績の裏づけとして、直近の職位を簡潔に添えます。
| 自動車部品メーカー | IT部門長全社IT戦略・基盤刷新・セキュリティの統括 |
|---|---|
| 食品グループ本社 | 次長(IT・事業企画)通販/DtoCのIT、基幹システム、ネットワーク、コールセンターシステムの構築・改善 |
| 小売企業 | マネージャー(情報システム)本社の会計システムの刷新・改善を担当 |
| 大手食品・飲料グループ | 経営企画部長代理 兼 IT部門長経営企画とITを統括。基幹システム・物流改革、通販事業の立ち上げ、内部統制(J-SOX)・個人情報保護(Pマーク取得)まで推進 |